家計における年間の支出の種類
家計における年間の支出は、性質ごとに分かれます。
家計管理をする上で、この分類の基礎を押さえておきましょう。
まず初めに、家計管理 基本のキ「お金は入ってきた分しか使えない」というお話をしましたが、「今入ってきたお金」、これが「今使えるお金」です。
「貯金」と「生活費」と「独立管理費」
この「今使えるお金」から、お金を性質ごとに順に分けていきます。
家計の中から「貯金」をしようと思ったら、「貯金」という費目が出てきます。
「今使えるお金」を、今目先の「生活費」に全部使ってしまえば、今できる「貯金」は0円ですよね。
また、にわとり家の家計管理では、貯金の性質と生活費の性質を両方持っているような支出を「独立管理費」として個別に管理しています。
ですので「今使えるお金」は、まず「貯金」と「生活費」と「独立管理費」に分けます。
「固定費」と「変動費」
次に家計の中で「生活費」は、「固定費」と「変動費」という支出に分かれます。
「固定費」とは、
他者との契約や取り決めなどによって強制的に支払いの発生する支出です。
「変動費」とは、
その都度、買う買わない、また使う金額を自分で決めることができる支出です。
※世帯によっては「貯金」や「独立管理費」の中も「固定費」と「変動費」とに分かれますが、この段階ではおいておきます。
家計における年間の支出は、まず大きくこの4種類の費目に分かれます。
まとめると、
A・貯金
B・独立管理費
C・固定費
D・変動費
です。
これが、いわゆる家計簿をつける際の費目分けや、それぞれの費目に予算の割振りを考える際の元になります。