家計の支出として、固定費と変動費があります。
この2つの費目の言葉で混乱したことはありませんか?
結婚当初、わたくし自身が家計簿をつけ始めたころは、住居費、保険、通信費、食費、日用品費…と、かかっている支出ただ淡々とつけ出しており、固定費、変動費などということはあまり深く考えずにやっていました。
これって、固定費?変動費?
ですが、水光熱費は毎月発生するのに引き落とされる金額が変動するので、これって変動費?固定費?どっちなんだろうと、よぎることがありました。
また、食費はまず3万でやってみよう!と、予算を決めてはじめたので、一般的には変動費の費目かもしれないですが、固定費のイメージもありました。
食費は0円にも出来ませんしね。
他にも「固定費の“こづかい”を見直しましょう」という文面に遭遇したりすると、「こづかいって固定費なの?」と過ぎった覚えもあります。
こづかいもそのときの状況に応じて、増やしたり減らしたりすることもあるし、何がこづかいに含まれているのか?でも持つイメージが違いませんか?。
前おきが長くなましたが、ここから本題に入ります。
一般的に固定費・変動費といわれているものはどんなものなのか、整理してみましょう。
固定費とは
一般的に固定費とは、契約によって毎回支払うことが強制的に決まっている支出です。
例えば、住居費、水光熱費、保険料、電話代、新聞代、各種ローン、塾代、習い事代等、毎月または毎年、ほぼ決まった額が引き落とされるものです。
水光熱費など、毎月金額が変動しますが、契約によって強制的に引き落とされますので固定費です。
支払いが口座引き落としになっていることが多い費目です。
変動費とは
一般的に変動費とは、強制的な支出ではなく、その都度、ものやサービスを得るかどうか自分で決めることができる支出です。
例えば、食費、日用品費、被服費、レジャー費、イベント費、帰省費、交際費など毎回金額が変動する支出です。
固定費と変動費の違いは
固定費か変動費かの違いは、契約によって支払いが強制的に発生する支出なのか、それともその都度自分で決めることが出来る支出なのかということです。
一般的に、固定費と変動費はこのように分けられていますが、家計の費目分けには、正解などはありません。
まずは、費目分けの細かいことは気にしなくてもいいです。
しかし、一般的な仕分け方法を知っていると、頭の中を整理しやすくなります。
大切なのは、家計の支出には固定費と変動費の2つがあるということを知っておくことです。